脱毛の種類は大きく分けて3種類です
2. 医療レーザー脱毛
3. 美容電気脱毛
があります。
脱毛の方法によって
- 毛の生えてこない期間
- 脱毛による痛み
- 肌のダメージ
- 料金
などに違いがあります。
それでは、それぞれみていきましょう。
1. 光脱毛
フラッシュ脱毛ともいう。
光を照射して毛根に熱ダメージを与えます。
この光はメラニン色素に反応するため、肌へのダメージは少ないのが特徴です。
成長期の毛根は毛母細胞が活発で、メラニン色素多い。
退行期、終止期の毛根には、メラニン色素少ない。
光脱毛は、メラニン色素を多く含む
「成長期」の毛根のみに効果があります。
光脱毛は「IPL脱毛」「SSC脱毛」「SHR脱毛」の3種類があり、使用する機器によって作用が異なります。
1-1「IPL脱毛」
インテンスパルスライトの略。
毛根の毛乳頭に熱ダメージを与える脱毛方式で、多くの脱毛サロンで取り入れられています。光照射後、1〜2週間後、毛が抜け落ちる。
〈メリット〉
- 太くて濃い毛に効果がある
- 広範囲に照射でき、短時間で脱毛
- ワキやVIOに適してる
- 1回の施術が短時間でおわる
〈デメリット〉
- 産毛への効果が弱い
- 光脱毛の中では痛みがやや強め
- 日焼け後には照射できない
- 毛周期によって脱毛を行うため、長期化
1-2「SSC脱毛」
スムーススキンコントロールの略。
トレジャービーンズジェルを塗布した肌の上に光を照射する。1〜3ヶ月に1回程度のペースで通うのがよいでしょう。
〈メリット〉
- 産毛にも効果あり
- ジェルに美肌&抑毛効果があり
- 痛みが一番少ない
- 肌への負担が少ない
〈デメリット〉
- 効果が出るのに約2年かかる
- ホクロやシミがあると照射できない
- SSC採用サロン少ない
1-3「SHR脱毛」
スーパーヘアリムーバルの略。
「蓄熱式脱毛」とも呼ばれています。
毛を作るバルジ領域という部分に光を照射します。
〈メリット〉
- 毛周期を気にせず施術できる
- 色黒や日焼けをしている人でも施術可能
- 痛みはほぼない
〈デメリット〉
- 効果が出るのが比較的遅い
- 最新脱毛方法なので、実例が少ない
脱毛できる部位
光脱毛は人気の脇や腕・脚、手入れしにくい背中、VIOや顔など、粘膜を含むパーツ以外全身を脱毛することができます。
SHR脱毛以外は、白髪や毛が薄い産毛、ほくろやシミ、日焼けした肌には光を当てることはできません。
2. 医療レーザー脱毛
医療レーサー脱毛は医療行為にあたり、医療機関でのみ取り扱える治療です。レーザーを照射して毛母細胞を破壊することで、永久的に毛を生えなくさせる施術です。
治療は何回か行う必要があり、部位にもよりますが、5回~8回行います。10回やれば効果が得られる人か多いです。
毛根部のメラニン色素に熱を吸収させ、そこから放出される熱によって、毛を成長させる組織にダメージを与え、新しい毛が生えるのを抑えます。
レーザー照射による毛穴の引き締めや、ハリ、ツヤアップなど美肌効果が期待できます。
施術時間
全身脱毛なら、約2時間
部分脱毛なら、約5〜30分
医療レーザー脱毛受けられない人
- 日光過敏症の方や皮膚に特殊疾患のある方
- 妊娠中の方
- Vライン・IラインOラインの施術
- 生理中の方
ニキビ、アトピーの人は?
ニキビ、アトピーの人も受けられます。
悪化することもありません。
しかし、肌の炎症がひどい人や傷になっている人は、医師に相談してからにしましょう。
施術当日に避けること
飲酒
→施術した部分に赤みが出る
長時間の入浴
→シャワーであればOK
メイク、クレンジング
→翌日からにしましょう
激しい運動
→軽い運動なら問題なし
3. 美容電気脱毛
ニードル脱毛とも呼ばれます。
〈メリット〉
美容電気脱毛のメリットです。
- 毛質や肌色にかかわらず施術できる
- 眼球近くの毛、眉毛まで処理できる
- 脱毛する場所や毛量を細かく選択できる
・毛質や肌色にかかわらず施術できる
→メラニン色素の濃淡(白髪、金髪、生毛)にかかわらず施術できる。
・眼球近くの毛、眉毛まで処理できる
→目の近くは失明の恐れがはあるため、レーザー脱毛、光脱毛はできません
・脱毛する場所や毛量を細かく選択できる
→光脱毛や医療レーザー脱毛の場合、照射した毛穴から毛が抜け落ちるまでに1,2週間程度かかるが、美容電気脱毛は処理した直後から毛がなくなる
〈デメリット〉
美容電気脱毛のデメリットはこちら
- 激しい痛みがある
- 施術に時間がかかる
- 毛量によって料金が高くなる
- 施術後肌トラブルが起きることがある
・激しい痛みがある
→毛穴に直接針を刺し、電流を流すので、痛みが強い
・施術に時間がかかる
→ひとつひとつの毛穴に針を差し込んで施術するため、毛の本数が多いとそれだけ時間がかかる。
・毛量によって料金が高くなる
→美容電気脱毛は毛の本数や時間単位で料金を計算することが多い。そのため毛量が多い部分は料金が高くなる。
・施術後肌トラブルが起きることがある
→毛穴に電流を流すことで、毛穴やその周辺の肌はダメージを受け、ひどい場合毛嚢炎、かさぶたになることがある。
施術時間
施術時間上限が1,2時間程度で
1分で施術できる本数は10本ほどなので
施術できる本数は500〜1,000本程度です。
美容電気脱毛受けられない人
医療レーザー脱毛と違って、基本的に誰でも受けることができます。
しかし
- 強い痛みに耐えられない人
- 脱毛の予算があまりない人
- 脱毛にあまり時間を割けない人
には向かない脱毛法になります。
1分間で施術できる本数は10本程度という美容電気脱毛は、ツルツルになるまでかなりの時間とお金がかかります。
痛みも他の脱毛法に比べ、痛いので初心者にはあまりおすすめできません。
脱毛できる資格 場所?
脱毛の種類によって国家資格が必要になります。
光脱毛 | レーザー脱毛 美容電気脱毛 |
---|---|
エステサロン、サロン | 医療機関 (国家資格必要) |
光脱毛は特に資格は必要なく、エステの専門学校を卒業したスタッフもいます。
一方、レーザー脱毛、美容電気脱毛は国家資格を持つ医師、看護師が行うことが、法律で義務付けられています。
医療脱毛は保険適応外
脱毛は自由診療なので保険は適応されません。
そもそも、医療保険制度とは病気やけがをした方のために、費用を一部負担する制度。施術を受ける人は美容目的で脱毛を行うので、保険は適用されません。
また、施術方法が体に合わず、肌がボロボロになってしまうことも考えられます。脱毛を受ける際は、アフターケアが受けられるか、しっかり確認しておく必要があります。
脱毛カウンセリングって何するの?
どの脱毛サロン、脱毛クリニックも、契約前に必ずカウンセリングを行っています。
どのようなことを聞かれるかというと
- 脱毛する部位やコースの確認
- 肌質チェック
- 持病や既往歴の確認
- 施術の流れ
- 脱毛に関する質問
カウンセリングにかかる時間は、1時間程度です。
この時に、確認しておきたいのが「スタッフの対応」です。
親身になって相談に乗ってくれたり、適切なアドバイスをしてくれるかです。
対応が良いスタッフがいるお店は、丁寧な施術をしてくれるお店なのです。
まとめ
脱毛にも様々な種類、メリット、デメリットがあります。
直感的に選ぶのではなく、よく下調べをして、自分に合った脱毛法で計画的に施術することが、大事です。
今すぐ、夏に向けて、異性を釘付けにするような肌を手に入れましょう。