アトピー対策で快適な日常へ【これが基礎知識です】

実はアトピーには乳酸菌が効果的といわれています。

今回はその理由について解説します。

アトピーの原因はアレルゲン?

人のからだにはもともと有害な細菌や物質を排除するための免疫機能が備わっています。

しかしながらこの免疫機能が食べ物や花粉などといった無害な物質にまで過剰に反応する場合があります。

これをアレルギー反応といい、その原因物質をアレルゲンと呼びます。

アレルギーの主な症状

・くしゃみ、鼻水、花粉症
・目や肌の痒み
・湿疹、じんましん

アレルゲン物質は人によって異なるので、一概に何が原因かはわかりません。

アトピーはこれらアレルゲンにより、痒みを伴う皮膚の炎症が6ヶ月以上続く症状をいいます。

もともとアレルギーを起こしやすい体質の人は『 皮膚のバリア機能 』が弱まっているため、外部より異物や細菌などが、皮膚の内部まで入りやすい状態になっています。

皮膚のバリア機能は、生活習慣やストレスなどによっても崩れ、湿疹が出たり、肌が炎症したりと、皮膚トラブルを招きます。

また、小さい時にアトピーや喘息を起こしたことがある人は、大人になってからも症状が出ることもあります。

アトピーと喘息は持ち合わせている人が多く、近年大人になって発症するケースも報告されています。

それではアトピーの原因をみていきましょう。

免疫バランスの乱れ

・免疫バランスを整えるには?

○Th1、Th2、Tregという細胞のバランスを整える

Th1 (主として感染に働くT細胞)
Th2 (主としてアレルギーに働くT細胞)
Treg (主として免疫調節に働くT細胞)

この3つの関係が崩れることにより免疫バランスは崩れます。

アトピーはTh2に偏ってしまった状態です。

それではどうやって免疫バランスを整えたらいいのでしょうか?

それが、”乳酸菌”なのです。

摂取するだけで、免疫バランスを整えるのに効果があると専門家たちの間で話題の乳酸菌があります。

ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株 」です。

「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」は免疫をつかさどる細胞に働きかけてくれると考えられ、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、花粉症といった、さまざまなアレルギー症状を緩和する可能性が見い出されています。

実際に症状が改善された研究結果がでています。

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また98.7%の満足度を誇る、ネットで話題の乳酸菌があります。

こちらの記事も参考にしてみてください。

『 デコつるは効果なし?クチコミから乳酸菌の効果を説明します 』

・アレルギー反応とは

からだはアレルゲンを異物と認識すると『IgE抗体』が過剰にできる。

IgE抗体…アレルゲンに対抗するために体内で作られるたんぱく質のことをいいます。体内でアレルゲンを発見するとBリンパ球で大量につくられるので、IgEを押さえる働きが弱まり、免疫バランスが崩れます。

そしてIgE抗体が肥満細胞と反応すると、鼻水くしゃみ、痒みのもとである、ヒスタミンを放出します。

不規則な生活習慣

アトピー克服には、生活習慣の見直しが必要です。

見直すポイント

・食事を摂る時間
・栄養が偏ってないか
・睡眠時間

食事のルーティン化

まず、食事を摂る時間を決めましょう。

食事を毎日バラバラの時間に摂ることは、体にもアトピーにも、とても悪影響です。

みなさんの体は食べ物が入ってくると、食材を細かく分解し、吸収します。
つまり、働いてくれているのです。

もし仮にあなた自身に置き換えて考えてもらいたいのですが、いつもは朝9時から仕事をしている人が、急に今日は深夜0時から仕事があると言われ、やったとしましょう。あなたの体のリズムが崩れ、作業効率も落ちるのが当然の結果です。

人間の体も全く同じことなのです。

毎日同じ時間に体に仕事してもらうことが

とても大切です。

そして、食事は1日3回。
夕飯は夜8時頃までに済ませるのが理想です。(寝る4時間前まで)

食べる量は 「昼>朝>夜」 にしましょう。

栄養バランスを改善

アトピーの人は偏った食事の人が多いのも事実です。

・揚げ物 脂っぽいものをよく食べる
・ジャンクフードがすき
・野菜を食べない
・間食、お菓子でお腹を満たす
・甘いものばかりたべる

こういった心当たりがある人は、すぐ改善しましょう。

睡眠は7時間

睡眠はとても大切です。

寝ている間に肌の組織を再生してくれます。
寝るといっても、夜何度も起きてしまうのでは、睡眠の質が下がります。

夜中寒くて起きてしまうのであれば、暖かくして寝るなどしっかり対策するのが重要です。

逆に、寝過ぎも良くないので気をつけましょう。

生活環境

以下のことに気をつけましょう。

・ダニ、ホコリ
・紫外線
・気温、湿度
・ストレス

ダニ、ホコリ

言うまでもなく、アトピーやアレルギー疾患にはよくありません。
こまめな部屋の掃除と換気を心がけましょう。

紫外線

皮膚への紫外線はアトピーの天敵です。
特に真夏など直射日光が強い時は帽子をかぶって、日差しを直接肌で受けないような対策が必要です。

気温 湿度

特に湿度は気にしましょう。乾燥は肌によくありません。
冬場は特に暖房をつけるので乾燥します。
加湿器、洗濯物をうまく利用し、乾燥を避けましょう。

ストレス

ストレスは知らぬ間に蓄積され、肌が荒れるケースがあります。
その上、痒い部位をかくことでこのストレスを知らずのうちに軽減してることがあります。
体を動かすことでストレス発散できる、環境づくりをしていきましょう。

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