薬を販売できる資格「登録販売者」
国に認められた公的資格です。
第2類、3類医薬品の販売資格です。
(第1類は薬剤師のみ)
ドラッグストアなどで医薬品販売ができます。
今回はこの資格を受ける人向けに
誰でも受かる勉強法を解説します。
この記事を読む前に
この記事を書いてる僕は、23歳の時この資格をとりました。勉強は割と嫌いだったこともあり、試験の3ヶ月前から本格的に始め、合格できました。
その経験をもとに今では、受験者への勉強会を行い、受講者の合格実績があるので、ある程度信頼してもらえる記事になってます。
それでは早速みていきましょう。
出題傾向
まず、試験の出題分野です。
問題は1〜5章で成り立っています。
2章 人体の働きと医薬品
3章 主な医薬品とその作用
4章 薬事関係法規、制度
5章 医薬品の適正使用、安全対策
試験時間は3章のみ40問、80分
それ以外は20問、40分です。
合格基準
84点/120点満点(7割)
※マークシート方式
おすすめ勉強法
手順1: テキストを揃える
手順2: 基礎を理解する
手順3: 過去問を解く
シンプルですが、これだけです。
テキスト
テキスト選びは大事です。
僕は当時、分厚いテキストを買いましたが、今は電子版のテキストやアプリなどもあるので、そういうのでもいいと思います。
テキスト選びの基準は
・図や表が豊富なもの
・用語集があるといい
です。
僕はこれを使いました。
「ココデル虎の巻」
内容がカラーで、問題付きなので各章ごと理解してるか確認ができます。
大事なのは基礎理解(2ヶ月)
基礎を理解していないと、過去問や応用問題をやったところで全く意味がありません。
まずは各章の内容を理解する
ここから始めましょう。
YouTubeは効果的?
YouTubeは最強の勉強ツールだと思うので、興味ある人は使ってみるといいです。
石川達也先生なんかは人気があります。
勉強を進める上で
3→2→4→5→1章の順で取りかかるのがオススメ
(内容が濃い順です)
時間はたっぷり、2ヶ月かけて大丈夫です。
応用は過去問をひたすら解く(1ヶ月)
基礎をある程度理解したら、過去問をやりましょう。
過去問は都道府県ごと、ネットで配信されているので、買わなくて大丈夫です。
都道府県によって、問題の難易度が違うので、難易度が低い都道府県を調べてから取りかかるのがいいと思います。
間違えた箇所は必ず理解する
1番いけないのが、過去問のやりっ放し。
採点してオワリではなく、過去問をやって間違えた箇所は、テキストに戻り、ちゃんと理解するまで読みましょう。
これにより、知識のアップデートができます。
1日1時間、3か月続けるだけ
1日どのくらい勉強すればいいかというと
たった1時間で大丈夫です。
(できる人は2時間やるのがベスト)
これを、毎日続けることに意味があります。
よくありがちな例で
「昨日◯時間やったから、今日はしない」
これは1番だめな勉強法です。
人間は毎日継続的にやることで、脳に記憶します。
昨日覚えたことを、次の日に復習して自分の知識にしましょう。
自分の苦手な章を分析
過去問をある程度やると自分の苦手な章が見えてきます。
その章のテキストをもう一度はじめから、読んでみる
その後、過去問を解くとぐーんと点数が伸びます。
本当です。
勉強するときのポイント
勉強をする上で大切なのことは
・ 未来を想像してみる
・ 必ず復習
だと思います。
そもそも「つまんねー」と思って勉強するのでは、身につくものも身につきません。
登録販売者の資格を取ろうと思っているということは、ある程度この資格には興味がある人たちだと思うので、前向きな気持ちで取り組むことが大事です。
それでも、ヤル気がでないのであれば、登録販売者になった後の未来を想像しましょう。
・毎月の給料が増える
・会社で昇格できる
・薬のスペシャリストになれる
人それぞれあると思います。
資格をとることで、自分が得るメリットを考えることで、モチベーションUPになります。
勉強は嫌いでも資格はとってしまえは一生モノです。
転職などにも有利で、持っていてムダにはなりません。
セルフリターン
僕は、登録販売者という資格をとることで、最終的に自分へのリターンが大きいと感じました。
ひとつは、ドラッグストアで働いていたため、お給料がUPしたこと、そしてお客さんに薬の知識を通して、カウンセリングして感謝されたこと。
そしてなにより
『 薬を使う自分や家族のケアを、誰に頼ることもなく、自分自身の知識で行える 』
という点が1番、資格をとった、メリットだと感じました。
みなさんも自分自身のため、登録販売者を目指してみてはいかがでしょうか。